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新貝町まちづくりの会

市街化調整区域である新貝(しんがい)町は中央卸売市場を挟んで東西に広がる約100haの地区です。天竜川、安間川、飯田公園に隣接していて、農業振興地域であり、自然に恵まれた静かで落ち着いた住環境にあります。しかしながら、土地改良事業等も未施工で、道路排水路等の基盤整備、農地の利活用、地域のコミュニティの活性化等多くの課題を抱えています。

H16.10「このままではいけない。」と新貝町の住民自らが望む新貝町の将来像について話し合い、住民自らが望むまちを実現するために、「新貝まちづくりの会」の活動が始まりました。まち歩きや「農と住の専門家」による講演会、市の出前講座を聞いて勉強を繰り返すなか、H18.7月には経験者のいない中、遊休農地の利活用の一つの取り組みとして「体験農園」や「共同農園」をはじめました。指導は地元農家にも応援を依頼し、共同農園の作付けは近隣住民や子供達とも協力して行っています。

H19.5.29浜松から正式に土地利用協議会として認定されて以降は、新貝町の未来、そして子供達の時代によい結果を残せるよう“まちづくり方針について”の検討を続けています。

H20.10 会の活動を知っていただくと共に住民間の交流を計るべく、新貝町内の住民たちのグループと協力し合いながら開催された「新貝町コミュニティまつり」では、手芸等の手作り作品展や演奏会、一箱古本市や射的、食べ物模擬店などが行われ、参加者、来場者共々楽しい時間を過ごすことができました。小さな一歩ですが、ひとりひとりの力が集まって生み出された大きな成果といえるのではないでしょうか。

住民の皆さんが自分たちのまちに関心を持ち、まちの将来について考えることで、少しずつではありますが、目標としている『住民が暮らしやすく、安心、安全なまちづくり』が実現することでしょう。

勉強会の様子

体験農園で畝の作り方を聞いているところです。さぁ!いよいよ本番。

H22.10新貝町芋掘り大会

遊休農地の利活用の一つとして取り組んでいる体験農園。共同農園で作ったサツマイモや里芋を収穫してまちづくりの会、体験農園参加者、敬老会、子ども会のみんなが集まって、収穫祭とクイズやゲームをして交流を深めています。
これからも基盤整備や地域のコミュニティの活性化など、住民のご意見を聞きながら、住民のまちへの想いをまとめていきたいと思っています。

みんなで作った料理を食べながらにぎやかに収穫祭


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