まちづくり活動視察研修

2018年10月31日

平成30年度 まちづくり視察研修ツアー(神奈川県藤沢市(fujisawa サスティナブル・スマートタウン))

神奈川県藤沢市(fujisawa サスティナブル・スマートタウン)
近年、二酸化炭素の排出の増加による地球温暖化の問題など地球環境に対する意識が高まっています。平成30年度は、パナソニックが中心となり開発した神奈川県藤沢市の藤沢サスティナブルスマートタウンの低炭素社会の実現に向けたスマートシティなどのまちづくりの取組みを視察研修として訪れ、昨年に引き続き、環境にやさしい低炭素な暮らしができるまちづくりについて学びました。


視察内容

1.神奈川県藤沢市(fujisawa サスティナブル・スマートタウン)

「fujisawaサスティナブル・スマートタウン」は、神奈川県藤沢市南部の約19haのパナソニックグループ工場跡で進められている、藤沢市およびパナソニック株式会社をはじめとする17社1協会によるスマートシティ・プロジェクトである。2014年4月1日に戸建街区約600区画のうち100戸が竣工し2014年4月1日に街びらきが行われた。住宅約1000戸(戸建住宅約600戸、集合住宅400戸)、商業施設、健康・福祉・教育施設など、全施設は2018年度に完成予定。
街のコンセプトは『自然の恵みを取り入れた「エコで快適」、「安全・安心」なくらしが持続する街』。このコンセプトを実現するために、以下の数値目標が設定されている①CO2排出量削減70%(1990年比)②生活用水30%削減(2006年比)③再生エネルギー利用率30%以上④ライフライン確保3日間
街路計画にあたっては、セントラルパークから南北につながる緑道を設け、広場や道路を曲線に配置。海や川からの風を区内に取り込む有機的な設計がなされている。さらに、各住戸間に風を引き込むため、東西に総延長約3kmのガーデンパスをはさんだ各住戸の植栽により、街区内全体に緑の連続性を創出している。

 

 

 

 

 


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